DXストーリー 2021.04.11

意外とすぐに真似できる!ハードな日々を送る起業家の習慣7

シリコンバレーで約2年間活動する中で感じるのが、スタートアップやベンチャーキャピタルで働く人たちは常に多忙な中でも楽しそうに仕事をしていること、自分の仕事に自信を持っているということ、そして家族はもちろん、仕事で関わりを持った人たちも大切にしているということです。彼らが日々心掛けていることや習慣にしていることについて気になり始めていた中で、AirbnbやSquareなどに投資実績を持つGGV Capitalから日々ハードに仕事をこなしている7人の起業家たちが行う習慣についての記事が発表されましたので、今回はその内容を紹介したいと思います。

1. Becoming a morning person(朝型になる)

「私の場合、朝5時前に起きて数時間考え事をしたり本を読んだりしています。その時間で、その日1日や残りの週のために自分を整えることができるんです。この習慣は良い結果につながっていると思います」
Snapdeal、Co-founder、Rohit Bansal氏

2. Engaging actively in curiosity(好奇心を持って取り組む)

「好奇心を持つという習慣です。私は何事にも好奇心旺盛で、何か新しいことに出合うとたくさん質問をします。この好奇心があるからこそ、ここまでやってくることができました。好奇心は自分の成長には欠かせないものです」
Payfazz、Co-founder、Hendra Kwik氏

3. Be less reactive(すぐに反応しないようにする)

「何事にもすぐに反応をしないようにすることが大切です。これは私が科学者として、そして銀行員として学んだことです。ほとんどの場合、最初の反応は正しいものではありません。常に一呼吸置くことで冷静な判断ができるでしょう」
Xpeng Motors、Vice Chairman and President、Brian Gu氏

4. Inversion thinking – where you consider the opposite of what you want(望まない状態が起こった場合を考えておく)

「私の人生を変えたのは「逆転の発想」です。以前は自分の考えが正しいことを証明する仮説ばかりを考えていましたが、今はマイナス面を考慮するようにしています。これは直感に反するように思うかもしれませんね。誰もが成功をイメージしますし、それは間違いではありません。でも正しさを証明しようとするがあまり、多くの失敗もしてきたと感じています。そのため、今では失敗をどう乗り切るかについても考えるようにしています。もし明日すべてがうまくいかなくなったら?そうなった場合に備えて今どんな準備をしておくべきか?こうしたことを常に考える習慣が自分を大きく変えてくれました」
Airbnb China、President、Tao Peng

5. Developing persistence and grit(粘り強さとやり抜く力を身につける)

「粘り強さでしょう。私は何かを信じると、それに向かって進み続けます。その意味では結構頑固なんです。あと図太い神経も大事ですね。特にテック業界にいる若い女性なら」
Ankiti Bose of Zilingo

6. Making time for the people that matter(大切な人との時間を作る)

「私の人生を最も変えた習慣は、毎朝子供たちに朝ごはんを作ることです。これが最高なんです。私が作ったものを子供たちが食べて「パパの卵は最高だね」と言ってくれる。この時間があるから残りの1日を最高の気分で過ごせるんです」
Initialized Capital、Founder and Managing Partner、Garry Tan

7. Meditation(瞑想)

「私は子供の頃からずっと不安を抱えて生きてきました。今は毎朝10分間、瞑想アプリを使って瞑想しています。この習慣によって、私はより良いリーダーだけでなく、良い夫であり父親になれているのです。瞑想が流行っているのは知っていますが、本当に私の人生を劇的に変えてくれました」
Shopify、President、Harley Finkelstein

NisshoUSA注目ポイント

こうして挙げてみると1度は耳にしたことがあるものが多く、起業家たちが何か特別なことをやっているわけではなく、すぐにできることを地道に続けていることがわかります。

私が最近始めた新たな習慣は夜8時以降にブルーライトを発するPCやスマホを見ないようにするということです。睡眠の質を向上させたいという思いから、就寝の2時間前にはブルーライトを禁止するということを始めて見ましたが、ついついスマホを見てしまうことがあり、新たに何か習慣化させることは強い意思が必要だと改めて感じました。

Nissho USAは、シリコンバレーで35年以上にわたり活動し、米国での最新のDX事例の紹介や、斬新なスタートアップの発掘並びに日本企業とのマッチングサービスを提供しています。紹介した事例を詳しく知りたい方や、スタートアップ企業との協業をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

この記事を書いた人

Shuichi Noto

2008年にユニアデックス入社。5年間の大手通信キャリア向けの営業を経験した後、日商エレクトロニクスへ入社。大手OTTの情報システム部門向けにVDIやWeb会議などの働き方改革を促進するソリューションの販売に従事。2019年よりNissho USAに赴任。お客様のビジネスを共創&サポートできるようなソリューションの発掘を目指し日々活動中。担当領域はITインフラ全般、ヘルスケア業界、地域創生など。趣味はゴルフとサッカー。

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