2020年7月第1週目の週刊コンテンツは米国スタートアップの最新ニュースをお届けいたします。
1. VMwareがDRaaSサービスの拡張を目的にDatriumを買収へ
VMware社が米国HCIベンダーのDatrium買収する意向を発表しました。VMwareが提供するクラウドソリューションのDRaaS(Disaster Recovery as a Service)領域のサービスを拡充することが目的と説明されています。DRaaSの市場規模は約4800億円と言われており、2019年〜2023年の年平均成長率は15%と予測されています。HCI領域ではNutanixやSimplivity(2017年にHPEが買収)に大きく遅れをとっていたDatriumですが、VMwareによる買収ということで良い形でのエグジットを迎えることができるのではないでしょうか。今後のVMwareクラウドサービスとのインテグレーションがとても楽しみです。
引用:https://blogs.vmware.com/virtualblocks/2020/07/01/vmware-draas
2. P2P住宅保険を提供するレモネードが上場
2020年7月2日にニューヨーク証券取引所で上場初日を迎えたP2P住宅保険を提供するレモネードは順調な滑り出しを見せました。公開価格は29ドルから約139%上昇し69.41ドルで初日の取引を終えました。2019年4月に米国でアパートを契約する際に住宅保険としてレモネードを活用した時の驚きは今でもよく覚えています。モバイルアプリをダウンロードした後、簡単な質問にいくつか答えた後に推奨される住宅保険の内容が提示され、すぐに契約が完了したというユーザー体験は日本では体験したことのなかったものでした。またレモネードは寄付などの仕組みも取り入れておりとてもユニークな保険サービスを提供しています。P2P型の保険は今後日本でも伸びていく可能性が高い分野の1つではないでしょうか。
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3. Refraction AIが提供するデリバリーロボットのサービス開始
2017年設立米国スタートアップのRefraction AIが提供するデリバリーロボがミシガン州アナーバーにあるカフェ&レストラン「Produce Station」に採用されました。提供時間は月曜から金曜の午前10時から午後6時、3マイル圏内にいるユーザーに食料品のデリバリーサービスを開始します。完全自動のロボットではなく、遠隔操作型のロボットとなるようです。シリコンバレーでもちらほら見かけるようになったデリバリーロボットですが、COVID-19の影響で導入が加速していくかもしれませんね。
4. 2024年までに完全自動の運送トラックをTuSimpleが開発
2015年設立米国スタートアップのTuSimpleは米国大手の貨物運送会社UPSと協業し2024年までに自動運転の配送トラックを開発するという発表をしました。効率的な運送ルートの選択ならびに安全な自動運転ができる自動運転トラックの開発を目指します。労働者不足や過労などの問題を抱えている運送業にとって、自動運転トラックは産業構造を変えるといっても過言ではない大きな影響を与えるものになるのではないでしょうか。
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引用:https://venturebeat.com/2020/07/01/tusimple-plans-autonomous-truck-network-backed-by-ups/
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