2020年6月第1週目の週刊コンテンツはエデュケーションを取り上げます。
私の子供が通うベイエリアの小学校ではリモート授業が開始され約3ヶ月が経ちます。Google Classroomなどのウェブ会議ツールの活用、PCやタブレットの配布など、子供たちの学習を継続するために様々な工夫が行われています。今回はそのような状況の中、ベイエリアの小学校が活用している学習をサポートするSNSツールについてご紹介したいと思います。
1. 教師・子供・友達・親を繋ぐSNSツール「SeeSaw」
SeeSawは子供の学習をサポートすることに特化したSNSツールです。子供が宿題を行う様子などを教師や親が見ることができ、同じクラスの友達に共有、コメントを書き込むことができます。またタスク管理機能を使うことで子供たちのタスクの進捗状況なども一目で分かるようになっています。子供は自分が取り組んでいる宿題を他の人から見られているということから、ある程度の緊張感を感じながら様々な課題に取り組むことができるようになります。親にとっても子供が取り組んだ宿題を見ることができアドバイスや感想を伝えることができため、家族内の活発なコミュニケーションにも繋がります。
2. 1つのプラットフォームでコミュニケーションを実現する「Konstera」
Konsteraは教師・親同士の情報共有に特化したプラットフォームです。ベイエリアの小学校では学校からのお知らせ、ボランティア活動のコミュニティ、その他の様々なイベント・アクティビティなど、情報が拡散しており重大な情報を見落とすことがありました。学校側が1つの情報共有に特化したプラットフォームを教師と親に提供することで、情報が集約され効率的なコミュニケーションが実現しています。
まとめ
COVID-19の影響で小学校などの教育機関が閉鎖されるなど状況は一変しました。このような状況下、子供たちの学習をなんとか継続させようという教師たちの努力と対応スピードには驚きを隠せませんでした。また生徒の親もGoogle Classroomなどの環境をすぐに整え、当たり前のように子供がリモート授業に参加をしてくる様子を見て、ITリテラシーの高さを改めて感じました。ベイエリアでは学校が再開される日程は決まっていませんが、様々なITツールを活用しながら子供たちの学習のサポートと関係者とのコミュニティーを大切にしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。