こんにちは。Nissho Electronics USAの真次です。Nissho Electronics USAが拠点を構えるここシリコンバレーを中心に、アメリカ全土では多くの技術関連イベントが開催されており、テクノロジーリーダー達による情報交換が活発に行われています。
イベントの規模は大小様々ですが、毎度最新技術に関する情報を得ることができる貴重な機会なのです。
そこで今回は2019年3月から6月にアメリカで開催されるITイベントを選りすぐってご紹介します。
RSA Conference 2019 (3月)
日時:2019年3月4日~3月8日 場所:San Francisco、CA
1991年から開催されているセキュリティ業界最大のイベント。元々は暗号化技術者が集まり最新のノウハウ・成果を共有する場でしたが、年々規模が大きくなり、今では情報セキュリティ全般の最新技術の展示、ネットワーキング、商談の場になっています。
近年は、AIを活用したセキュリティソリューションに関する展示も増えてきています。
関連記事(昨年のイベント参加レポート):
【RSA Conference 2018レポート①】AIやMachine Learningがセキュリティ対策の救世主に
【RSA Conference 2018レポート②】テック大企業エグゼクティブ達と考えるサイバーセキュリティの未来
SHOPTALK(3月)
日時:2019年3月3日~3月6日 場所:Las Vegas、NV
リテール業界に特化した世界最大級のリテールテックイベントです。Amazon、Walmart、Target、Macy’sなどの有名企業が揃い、最新トレンドやIT活用事例が発表されます。
リテール業界はAmazonの登場によってダウントレンドになっています。このような脅威に対してどのように乗り越えていくのか、各社の成長戦略やIT活用方法を聞くことができます。
リテール業界のデジタルトランスフォーメーションを考えている方にお勧めのイベントです。
IDC Directions 2019(3月)
日時:2019年3月5 日 場所:SantaClara、MA
日時:2019年3月12日 場所:Boston、MA
リサーチ会社IDCが開催する年次イベントで、今年もSantaClaraとBostonで開催されます(SantaClaraとBostonで発表される内容は同じ内容です)。
本イベントは1965年より続いており、今年もIDCが提唱する「デジタルトランスフォーメーション」をメインテーマとした、トップアナリストによるITの将来予測やITリーダーがなすべき施策が提言されると言われています。
故にIT業界全体のトレンド把握と企業のIT戦略立案に大きく貢献するイベントとなっています。
開催期間が1日なのも忙しいビジネスパーソンには嬉しいですね。また、アナリストとの1on1も用意されているため、イベント参加ついでに色々相談できるかも?
SXSW 2019(3月)
日時:2019年3月8日~3月17日 場所:Austin、TX
SXSWは1987年から続いている歴史あるカンファレンスです。元々は音楽・映画のイベントでしたが、インタラクティブ要素(テクノロジー)も加わり、年々その規模は拡大しています。
幅広い分野のITトレンドに関するセッションがあるため、トレンドを把握したい方におすすめのイベントです。Startupのピッチイベントも多く開催されます。
NAB Show(4月)
日時:2019年4月6日~4月11日 場所:Las Vegas、NV
全米放送事業者協会が主催する世界最大の放送機器展示会。放送、デジタルメディア、エンターテイメント業界関係者が一堂に会するイベントです。毎年10万人を超える来場者が集い、非常に盛況です。
放送機器は専門性が高い印象がありますが、昨今のデジタル化に伴い、ITとの連携がとても進んでいます。昨年は8K、VR/AR、ソフトウェア化、ドローンなどがフォーカスされていましたが、今年はどのようなものが展示されるのか楽しみです。
Finovate Spring(5月)
日時:2019年5月8日~5月11日 場所:Santa Clara、CA
本イベントはスタートアップのピッチイベントです。1社5分程度で説明とデモを行う形式で進められていきます。様々な分野のスタートアップを一度に把握することができるので非常に有益です。
日本企業からの関心も高く、多くの出張者の方が参加されています。
Collision(5月)
日時:2019年5月20日~5月23日 場所:TORONTO、CANADA
世界最大級のテックカンファレンス「WEB Summit」の北米版として業界では非常に人気のカンファレンスです。昨年は4日間で参加企業が5,000社超、来場者は100ヵ国以上から約25,000人超を集客しました。
展示会場の約9割を占めるスタートアップ企業は、Growth、Beta、Alphaと成長レベルにあわせて分類されており、約数百社が日替わりで展示を行います。
関連記事(昨年のイベント参加レポート):スタートアップの祭典 Collision Conference 2018初潜入 -ピッチファイナリストに見る新トレンド-
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