こんにちは。Nissho Electronics USAの真次です。Nissho Electronics USAが拠点を構えるここシリコンバレーを中心に、アメリカ全土では大小多くの技術関連イベントが開催され、テクノロジーリーダー達による情報交換が活発に行われています。
今回は人事、金融、保険、医療、リテールのITイベントをご紹介します。
各分野のリーダーによるデジタルトランスフォーメーション事例を肌で感じることができるチャンスです。当社からも参加を検討しているイベントが多く、もしご参加を予定されている、または検討されている方がいらっしゃいましたらぜひご連絡くださいませ。
HR Tech Conference
2018年9月11日~9月14日 場所:Las Vegas, NV
Human Resourceに特化したHR TechのIT Conferenceです。人事・総務の分野においてのIT活用法の最新トレンド、事例が発表されます。AIを活用した採用活動の短縮、ピープルアナリティクスサービスなど日本でも話題の最新ITソリューションを確認するとても良い機会です。スタートアップのピッチイベントも併せて開催されます。
Money 20/20
2018年10月21日~10月24日 場所:Las Vegas, NV
世界85か国、4500以上の企業、11,000人以上の参加が見込まれる世界最大のFintech Conferenceです。Fintechの盛り上がりに伴い、規模が拡大しており、2018年から中国でも開催されるようになりました。多くのトレンドがこのイベントで発表されるため、日本からも多くの出張者がお越しになります。各国の最新事例を直接聞けるチャンスなのでとてもお勧めのイベントです。
INSURETECH CONNECT
2018年10月2日~10月3日 場所:Las Vegas, NV
保険業界に特化した世界最大級のInsuretechイベントです。保険分野においてのIT活用法の最新トレンドや事例が発表されます。AIG、American Family、Prudential Financialなど6000人以上の参加者が見込まれています。また、Credit KarmaのKen Lioなど著名人登壇が発表されています。日本企業からもSOMPO HDの楢崎CDOが登壇予定です。
Himss19
2019年2月11日~2月15日 場所:Orland, FL
HIMSSとは医療情報管理システム(The Healthcare Information and Management System Society)の略で、ベンダーや専門家を含む6万人以上の会員からなる、ITを通じてヘルスケアの進化を図ることを目的とした団体で、年1回カンファレンスと展示会を実施しています。業界特化型のイベントですが、ヘルスケアは最もウェアラブルやIoTの恩恵を受ける可能性があるため、そのあたりのトレンドを追っている人は要チェックです。医療系のアプリケーションのみならず、展示会場ではインフラ系のベンダーも多く出展しています。
SHOPTALK
2019年3月3日~3月6日 場所:Las Vegas, NV
リテール業界に特化した世界最大級のRetailTechイベントです。Amazon、Walmart、Target、Macysなどリテール業界の有名企業が揃い、最新トレンドやIT活用事例が発表されます。リテール業界はAmazonの登場によって、ダウントレンドになっています。大きな脅威に対して、どのように乗り越えていくのか、各社の成長戦略、IT活用方法を聞くことができます。リテール業界のデジタルトランスフォーメーションを考えている方にお勧めのイベントです。
イベント参加時の情報収集Tips
今回も様々なイベントを紹介してきましたが、実際に参加される方向けにより情報収集に役立つ4つの豆知識をご紹介します。
1. レセプション
多くのイベントでは夜にレセプションイベントが用意されています。展示会場が夕方5時頃にオープンして、お酒や軽食が振舞われる形式が多いですね。ビール片手にブースを回るとよりリラックスして話が聞けます。また、特定メーカがスポンサーになってお店を貸し切ってのネットワークイベントなどもあります。こういった場で普段なかなか会うチャンスが無いユーザ企業の方々から話を聞けるのは非常に有益です。
2. モバイルアプリ
最近のイベントでは、イベント用にモバイルアプリを公開しているケースが多いです。スマートフォンに事前にインストールしておけば、すぐにアジェンダや会場内の地図、スピーカーのプロフィールなどが確認できます。
3. ディスカウントコード
なかなか良いお値段のするイベントが多いですが、実はディスカウントコードや早割のような仕組みがあります。参加予定のイベントを早めに見繕ってメールマガジンの購読やソーシャルメディアで繋がることで、お得なディスカウントコードを入手できるケースがあります。早割に関しては、期限を事前にしっかり認識しておくことが重要ですね。
4. ビデオ/資料のダウンロード
最近はセッションが録画されているケースが多いです。やはり英語のセッションはなかなか一度聞いただけでは100%理解できないことも多いので、ビデオを後で見ることでより理解が深まります。また、複数セッションが同時に行われるようなケースにおいても、ビデオがあれば、見逃しを避けることが出来ます。また、セッション資料もダウンロードできるケースがありますので、事前にダウンロードできる場合は軽く予習していくと良いかもしれません。
以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。ご質問はこちらの質問フォームからお気軽にご連絡ください。Nissho Electronics USAではシリコンバレーから旬な最新情報を提供しています。こんなことを調べてほしい!などございましたらぜひご連絡ください。